途中読みの物の書留W
子供の頃、いわゆる「文部省推薦図書」みたいのは読みたくなかったので、とことん辞書とか雑学辞典とか、そういうどうでも良い本ばかり読んでいたからか、最近子供向けの本を読んでいると面白い。
- 作者: アストリッド・リンドグレーン,桜井誠,大塚勇三
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06/16
- メディア: 単行本
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訳者あとがきを見て、「やかまし村」シリーズを書いている著者と同じだと知り、あの「やかまし村」シリーズは大好きなんだけどなあ、と翻訳者と同じ感想を持ってしまった。
【評価 せず】
- 作者: 山本和夫
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1982/02
- メディア: 新書
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大国ロシアに搾取されていたポーランドで、貧しいながらも勉学を志し、花の都巴里で大成して「ラジウム」を発見してからも傲らす、勉学をいそしんだその姿は、日本人の琴線に触れるものがあったのでしょうね*1
【評価 せず】
- 作者: ローラ・インガルスワイルダー,こだまともこ,渡辺南都子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/06/08
- メディア: 文庫
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クマの狩りに行き、自然の中で動物たちと向き合うチャールズ。それを心配しながら当然と思う家族。
本当にそれしか描いていないんだけど、「西部開拓史」をちゃんと描いている点では、とても面白い読み物だと思う。
【評価 ★★★☆☆】
大人向けではこんなの。
「筒井信者」を自称している割には未読なので、思いっきり読んでみました
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10/30
- メディア: 文庫
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オチの付け方や、当時「絶世の好男子」と揶揄されていた筒井氏(山藤章二談)が絶世の美女と不細工男性をつなげる不自然さとか、色々思うところはあるけれど、
これが女性誌「マリ・クレール」に連載されていたとか、これ以後例の「断筆宣言」に入ったりしたことを考えると、
結構色々考えたりもした。
【評価 ★★★★☆】
クリスチャンとして読まなければいけないと思いつつ読んでいなかったので、思い切って読んでみたこの本。
- 作者: 三浦綾子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1980/03/27
- メディア: 文庫
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恋空なんて読んでいる場合じゃないぞ!というような波瀾万丈の中でであった色々な人との繋がりの中で、本当に必要なものを、ほしがらないというのはウソで、本当は一番ほしがっていたじゃない?と言うようなはなし、かしら*2
うん、でも、確かに為になったし、読み物としても「氷点」なんかよりも読んでいて面白かった。
【評価 ★★★★☆】
同じ主旨で
C.S.ルイスとともに―ジョイ・デイヴィッドマン・ルイスの生涯
- 作者: ライル・W.ドーセット,Lyle W. Dorsett,村井洋子
- 出版社/メーカー: 新教出版社
- 発売日: 1994/12
- メディア: 単行本
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例の「ナルニア国物語」が映画化されたので買って、ちびちび読んでいるうちにこんな年月になってしまった。。。。。
「ナルニア国物語」を書いていた頃はまだ結婚していなかったので、そのバックボーンを知るには何の役にも立たないけど、まあ、その頃米国にジョイ・デヴィットマンという女性作家がいた、という事はよく分かった。
共産党系のことに没頭したり、カソリック教会に通っていたり、夫は働かなかったり、イギリスのC.S.ルイスのもとに逃げ込んだり。まあ、色々あったのよね。とくにナルニア以後の、晩年のルイスには影響を与えたようですけど。
【評価 ★★★☆☆】