umiusi45の日記

このブログはひなんじょです。 ひなんしているときは、ここにいます。

レールはつづくよ!どこまでも


いやあ、バズってますねぇ〜!
いいことです。


掴みとしては、さいこうじゃないですか?!

4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。 : いしだの話


写真を見ると、それなりの今時のイケメンなご尊顔を拝謁することができますが、

そして自分の意思もなく、レールに沿って生きることは間違いだということにようやく気づくことができました。


かっこいいじゃないですか!
言っていることが。


それに対するレスポンスと、レスポンスにレスポンスする石田くんは、こちらから
「自己決定」の光と闇 4ヶ月で大学を中退し起業をめざす 石田祐希さんインタビュー : メンヘラ.jp


さっそく、アルファーはてなー様方々からもメッセージが届いています
大学院在学中にレールに乗ったまま起業した話 : chokudaiのブログ
起業とフリーランスとは違う!というお話


そういえば20年もレールに沿った人生を送っている。 : Everything you've ever Dreamed
「レールに沿った人生」は、平たんでは無い!!というお話


【実録】これが大学中退者の末路だ! : 関内関外日記
セツコそれ、起業やない!ただのニートや!!


【マジで失敗して欲しい】大学中退→起業の石田くんから相談を受けて思ったこと : いつまでもアフタースクール
煮たような人。


まあね、石田くんの記事読むと

でも、音楽を仕事にすることは違うと高校のときは思っていました。
なので、音楽アーティストのPVをつくる人になろうと思い、名古屋学芸大学という大学を志望。
そして合格。
しかし、高校のときに行きたいと思っていた大学にも入学できて、友達もできたけれど、
大学での授業や友達との会話にはなにも刺激を得るようなことはありませんでした。
なにか違う。なにか足りない。
「このまま、ここにいても絶対に少しも成長できない」


大学、間違えたのかな??
日本大学芸術学部(いわゆる日芸)と混同しちゃったのかしら???
大学展見た印象で入っちゃったんだろうなあ〜

あの大学は、短大時代の流れを汲む、栄養学とか幼児教育の方が本流だから。。。。


まあ、いいんじゃないですか。
Youtuberじゃなくて、ブロガーってのが謎ですが。。。。


親がいるうちに、ぬくぬくと生活するのが一番です。
そのうち「お金を頂くことの厳しさ」を実感するんです。


  1. 幼稚園から小学校に上がる
  2. 小学校から中学校に上がる
  3. 中学校から高校に上がる
  4. 高校から大学・専門学校に上がる
  5. 大学・専門学校から就職する


すべて、同じステップアップだと思っている人がいます。
しかしね、子供を育てていると分かるんです。


「幼稚園から小学校に上がる」過程って、実は物凄いエネルギーの要る仕事!
なんだってこと。
どれだけ大変なジュール熱が必要か?って話は、アッチのブログに昔書きました。
桜のつぼみもふくらんで : 泣きながら、撤退同盟


小学校に上がる時のことなんて、6年間も小学校に通っているうちに、
どうせ子供は忘れるんです。。。。。


で、あたかも「一人で小学校に入学した」かのように振る舞うんです。子供ってやつは!!!


それと同じぐらいの「仕事量(熱量)」が必要とされるのが、「大学・専門学校から就職する」というステップアップの時なのです。

なぜなら、それまでのステップアップの過程が、「学ぶ」というどちらかというと『受動的な立場』が必要とされるのに対し*1
就職は『主体的に動く』ことが求められるからです*2


幼稚園→小学校の時は、そのステップアップした時の苦労も、
親子で分け合うことができます。
大学→就職の時は、その苦労を分け合う人は誰もいません。
(だから簡単に「起業する!!」とか言うのよねえ〜)


わかり手
最期、3つ目、これが一番大きなリスクだと僕は思うんですが、それは孤独です。
小学校、中学校、高校、大学と、今まではずっと周りに誰かがいる環境だったわけじゃないですか。
それがいきなり、自宅で1人コツコツと作業し続けなきゃならなくなる。


石田さん
僕が大学に行かなくなってもう4カ月経ちますが、友人たちとは連絡を取り合ってますし、そんな頻繁に人と会わないと寂しいとかそういうタイプでもないですから、そこはよくわからないですね。


わかり手
石田さんの友情を疑うわけではないんですが、友情じゃなくてライフサイクルの話なんです。
大学の友人もあと3年経てば就職するし、もう10年も経てば結婚して家庭に引きこもりはじめます。

そうなると、絶対に時間が合わなくなってくるんですね。連絡の頻度も落ちますし、会うのは年に1回くらいになります。それは情が薄いとかそういう話じゃなくて、優先すべき仕事や家庭が出てくるのが普通のひとにとって当たり前だからなんです。

だからフリーランスの人たちには、精神疾患持ちの方とか、アルコール依存症の方とかがめちゃくちゃ沢山います。今回、石田さんとの対談をこのメンヘラ.jp上でやろうと思ったのもそれが理由なんですね。フリーランスとメンヘラ、結構近い所にいるぞ、と。心の病気って予防が一番大事なので、フリーランスを目指す若い人たちには、そのリスクがあることを知っておいてほしかったんです。


石田さん
なるほど…。


わかり手
石田さんの「自分で自分の人生を選びたい」というお気持ちは、まぁ僕も近いとこあるのですごくわかります。
ですがその先にあるリスクも知った上で、注意しつつ、足元に気を付けつつフリーランスという獣道を歩いてほしいんですよ。今回みたいにネット中から批判の十字砲火を浴びるタイミングと、具合が悪い時期のタイミングが重なると、結構ヤバいですよ。フリーランス、自殺するひとめちゃくちゃ多いんで。


石田さん
…まだ実感はできないです。そういうこともあるのかな、という感じです。
今は「楽しい」という気持ちでいっぱいなので。ただお話はたぶん覚えておきます。

http://menhera.jp/655


このことも気になります。
わたくしめは、とっとと結婚した方なので、
アレなのですが。。。。。


楽しいことはいいことだけど、
仕事が楽しくなくなった時、
どうしたらいいのかは、
まあ、考えた方がいいと思う。
(楽しく無いことの方が多いから。。。。)


結論としては、
どっかのまとめサイトが5年後ぐらいに「あの人はいま?」って感じで発掘してくれるのだろうから、
その時の「劇的!ビフォーアフター!!」を見るのを楽しみにしています。

*1:現在多くの小学校などが自ら課題を見つけ出す「総合的な学習」を行っていますが、残念ながら学習の着地点は教師によって予め供えられている場合がほとんどです。見た目に素晴らしい課題ほど、結局教師の手のひらの孫悟空でおちついてしまいます

*2:一見単純な工場労働でも、カイゼンなど、主体的に動くことが求められるものです。接客業なら尚更です