umiusi45の日記

このブログはひなんじょです。 ひなんしているときは、ここにいます。

楽しみ方は、それぞれ


たとえば、
日曜朝のテレ朝カンバン番組の一つ、
「Yes!プリキュア5GOGO!」の最近の放送なんか見ると、
完全に、
これはニコニコでコメントが盛り上がるように、意識して作ってるな*1
とか、
これは、MAD作ってください!って言っているようなもんだろう!*2
と思うようなつくりをしている。
それぐらい、製作者に遊び心が出ているし、
見ていて、オイオイ!って突っ込みながら見る楽しみが有って、
本当に楽しいのだが。




livedoor ニュース - 任天堂栄えて本屋潰れる 旭屋書店閉店の衝撃度

「書店は、任天堂DSやWiiなどのゲーム機、携帯電話に完全に客を奪われた。新刊を買うお金があったらゲームやケータイに回す。任天堂ばかりが栄える時代ですよ」(流通関係者)


 そればかりじゃない。街の書店は、中古本のブックオフやコンビニにも客を奪われ続けている。

 セブン―イレブンの雑誌・書籍・新聞の売上額は1430億円(07年度)に達し、日本一の冊数を売る書店、紀伊国屋書店の売上額(1173億円)を軽く上回る。


「しかも本がなくてもネットでいろいろと調べられる時代です。ただネットの情報は断片的。本のように大きな枠組み(テーマ)がない。断片情報は入ってくるけど、それをどうやって自分のものにするか。そのために枠組みをきちんと持った本を私は読みます」(前出の伊藤氏)

 ゲームやケータイ、ネットばかりがもてはやされ、書店が消えていく。その先にはどんな事態が待ち受けているのか。

 知の荒廃でなければいいが。


最後の一行が、
あまりにも格好つけ過ぎているのが
大笑い、なんだけど、
だれがその、記者が危惧する軽薄短小文化を普及したのか
分かっていっているんだよな。*3


ブックオフに客が行く、ということは
その前にブックオフに売りに行っているお客が居る
というはず、なんだけど。


コンビニで買う、って言ったって、
何でもそろっているわけじゃないので
コンビには脅威になりえないと思う。
(↑の「セブンイレブン」には、例のamazon同様のお取り寄せサービスも含むのでは?)


それよりも、
↑のWiiやDS犯人説、って
もう、いい加減、やめない?
テレビの視聴率の時にも犯人にされていたけど。


テレビだって、スカパーやBS含めると
今やどえらい数のチャンネルがあるわけのに、
それに加えて無量大数(といっても過言ではない)ほどのウェブコンテンツがある時代。


しかも、
新聞テレビ雑誌など、メディアは
これからは「個人の時代!」「自分らしさが素敵!」なんて取上げて、
「みんなそろって」なんてのは恥ずかしい!!見たいに煽っていたはず。
それを今さら。。。。。


しかし、
本屋や出版界は
本当に今まで何をしてきたのだろうか。


本を読む楽しさを提供する必要があったはずなのに、
それを怠り、
読みたければ勝手に読め!
という姿勢では、本当に本が好きになるかといえば
好きな人は好きだろうが、好きじゃない人が好きになるわけがなかろうに。


いわゆるライトノベルや、「恋空」のような携帯小説
そこそこ売れているんでしょ。
それにあの、「ハリポタ」ブームだって、在ったわけだし。
ということは、
本はまだ売れるはずなんだよね。
そこからいくらでも
ほ〜ら、本ってこんなに楽しいんだぞ!よ〜く見てごらん!
という風に読者を導くことが出来たはず。
ところが出版界は、
売れれば、売れるぞ!ざまー見ろ!みたいな殿様気分で
売れなくなれば他人のせいにするだけ。


小説の楽しみ方、
本のはまり方、
分からないならば分かるように
懇切丁寧に対応するだけの話だと思うが、
それをしてこなかった付けが今回ってきた
だけだと思う。




若者が本を読まなくなったのではない。


本を読まなくてもよい!という姿勢に
本屋が立っているだけの話なのでは?

*1:ケーキ騒動の回

*2:酢昆布さん殉職の回

*3:だってこれ、「ゲンダイ」の配信記事だぜ!