コアビタシオン
はっきり言おう
大連立なんて、あるわけねーだろ、バーカ!
・首相、政権運営に手詰まり(産経新聞) - goo ニュース
福田康夫首相と民主党の小沢一郎代表の党首会談は不調に終わり、福田首相の政権運営に手詰まり感が漂い始めてきた。今後、政府・与党は重要法案の審議のたびに、強行的なイメージがある、衆院での3分の2の再議決という手段をとるかどうかの決断を迫られることになる。3分の2の再議決には、世論の批判も予想され、福田首相の政権運営は不安定感を増すことになりそうだ。
確かに、
ボケナス前原が代表の時は
そんな噂もあったけど
いまはあの、小沢だぜ!
日本での大連立と言えば、
戦後すぐでは色々あったが、
最近で言えば、
細川政権で苦渋の下野をした自民党が
戦後2人目の社会党首相を首班指名したという
荒技、ちょーウルトラCを繰り出し、
その結果自民党の延命と、社会党の衰退を導いた
その事例は
誰の脳裏にも浮かんでくることだろう。
しかも、
その時の新進党党首は
間違いなく小沢一郎であったわけで。
対立しながら、打開点を見いだす、
と言う作業を
自民党という組織は出来なくなってしまったのだろうか?
いわゆる「55年体制」の中の
大きい自民党と中くらいの社会党との
「一か二分の一」体制では
自民党は多数党であっても
社会党との与野党協議を欠かさなかった
はずである。
ところが上記村山内閣以降、
いつも多数を占めていた自民及び連立内閣は
その対立をしながら打開点を見いだす機能を
どこかに置き忘れてしまったようだ。
「郵政解散」での大勝利も
機能縮小の傾向を促進させたのかしら?*1
現実に、海外を見るならば
フランスでのコアビタシオン(保革同舟)政権や
米国での大統領と議会とのねじれなど
それでもそれなりに上手くやっている例があるわけで、
それを
二院制*2の方ッポが違う政党がに牛耳られているからと言って
対立ありき、とか
大連立、とか
そう言うのは
あまりにも、安直すぎでは?
町村信孝官房長官も自民党町村派総会で「今国会中に必ず成立させるという不退転の思いで取り組む」と決意を示した。党幹部は「(衆院で採決せず継続審議扱いにすることは)絶対にない。参院送付後に民主党がどうするかだ」と述べた。