プロ倫に出会った。。。。。
最近、はてぶのほうが
とんでもなくなってますのは*1
10月にの第2週に某所で公園をすることに
なってしまったからなのです。
それも、
なぜ仕事をするの?
みたいなやつ。
人前にしゃしゃり出るのは好きなんだけど、
こういう、改まったものは
どうしたものかしらい?
とか言いつつ、
色々あたっていたら、
この本にぶち当たってしまって。。。。
- 作者: マックスヴェーバー,大塚久雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1989/01/17
- メディア: 文庫
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わたくしめ、
大学は心理学専攻だったので、
こういった社会学とか経済学とか言うモノは
本当になにも知らないのですが、
「プロ倫」と呼ばれ、その筋では有名なのですね。
↑のなかからの引用。
時間は貨幣だということを忘れてはいけない。一日の労働で10シリング儲けられるのに、外出したり、室内で怠けていて半日を過ごすとすれば、娯楽や懶惰のためにはたとえ6ペンスしか支払っていないとしても、それを勘定に入れるだけではいけない。ほんとうは、そのほかに5シリングの貨幣を支払っているか、むしろ捨てているのだ。
信用は貨幣だと言うことを忘れてはいけない。だれかが、支払期日がすぎてからもその貨幣を私の手元に残しておくとすれば、私はその貨幣の利息を、あるいはその期間中にそれでできるものをかれから与えられた事になる。もし大きい信用を十分に利用したとすれば、それは少なからぬ額に達するだろう。
かの建国の父、
ベンジャミン・フランクリンの言葉だという
一説があるという。
出来高賃金の話は
笑った!
収益が増加し経営集約度が高くなってくると、収穫を早く終わろうとする企業家の関心も概して増大するから、彼らは当然に繰り返し、手当たり次第に労働者に対して出来高賃金の率を高くし短期間に得られる報酬を桁外れ多くする事で、労働の増大に関心を持たせようと試みたものだ。しかしその場合、特殊な困難が生じた。すなわち、出来高賃金率を引き上げる結果として期待したように一定期間内の労働が増大せず、それどころか、むしろ減少するという場合が目立って多かったのだ。というのは、出来高賃金率の引き上げに対して、労働者達が一日の仕事を増加させずに、むしろ減少させるという反応を示したからだ。
激しく同意!!
わたくしめは現在、
完全歩合制のタクシー会社の経理をしていますが、
一部の無茶苦茶沢山仕事をするとんでもない化け物のような運転手がいる一方
大多数は有る程度の仕事をこなすとそれで満足し、
「もとからここは、あまり儲からないからなぁ〜」などと自分のことを棚に上げて環境のせいにするし、
もっと問題なのは、
こんな売上じゃ、飯も食えないだろう〜!という売上で満足してしまい、
とてもじゃないけどこれで妻子養えるのか?と言うような給料の方も
結構居るのです。
よく分かるなぁ〜www
と、言いつつ、
まだ70頁しか読んでいない!
どうしよう!
後一週間しかないのに!!!
また見つけてしまったww
忙しいんだから、
その「プロ倫」でもちゃっちゃと読めばいいのに
なにやってんだか。。。。。 俺
・暴風日記:結果的にチクっちゃうことになるけれど、見つけたのが嬉しいので。
極東ブログ: プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(マックス・ヴェーバー)このエントリーは、間違いなく、世に倦む日日 : 日本とは何か ? エスニシティの均質主義と経済パフォーマンスこのエントリーに対する応答だ。
この二人が対話しないかなぁと思っていたので、ニヤニヤしてる。
たしかに、
プロ倫はまだ読み終わってないけど、
「世に倦む日日」の幼稚さには
苦言を呈したい意味がわかる気がする。
もう一つ、その思想の中には、カルヴィン的なプロテスタンティズムの「選びの教義」の着想と依拠があるように思われる。すなわち、世の中は常に「勝ち組」と「負け組」に分解する不断の両極分解運動の中にあるのだから、惨めな「負け組」に転落したくなければ、必死に努力して、英語でもIT技術でも短期に習得して、稼げる仕事に就いて金を貯めて株で儲けろという考え方である。怠けた者は神によって地獄に落とされる。神に選ばれる者、選ばれない者は最初から決まっているが、人は神に自らが選ばれていることを信じてただ偏執的にハードワークして金を稼ぐ以外にない。
http://critic2.exblog.jp/1989448#1989448
これは、あまりにもひどすぎるwww
欧米嫌いなやつの妄想120%の、鬼畜米英ヤンキーゴーホーム的記事
だよな、これって。
だから、「第2のきっこ」って呼ばれるんだよ。
(もちろん、親しみを込めて、って意味だけどww)
*1:「初音」関連のブクマのことじゃないっす