umiusi45の日記

このブログはひなんじょです。 ひなんしているときは、ここにいます。

タミフル大騒動の、マスゴミ的責任論


いわゆるブロガーが
無責任に言いたい事を言っているだけなら

あいつら、またやってるよ〜
で済むんだけど、
どうもマスコミ(マスゴミ)は
このタミフル騒動
一発狙っている節があるように思えるのですが。。。。。


立花隆:タミフルに隠された真実 第二の薬害エイズに発展か - nikkeibp.jp - 本日の必読記事

問題なのは、
「発展」って、
東スポの記事じゃあないんだから。。。。。。


その記事.1

日本で鳥インフルエンザの恐怖が広がるなかで、「唯一の特効薬、タミフルの準備は大丈夫か?」などといった報道がマスコミを通じて何度も流されるなかで、「インフルエンザの特効薬はタミフルしかない」という刷り込みが、日本人の頭の中に(医者にも患者にも)しっかりとなされてしまった。
ry)
しかし、それでも厚労省は、まだタミフルと異常行動の因果関係については、否定的な見解を表明しつづけた。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070324_tamiflu/index1.html

悪意以外の何者でもない文章だよな。
客観的に物事を判断できないのかなぁ〜。

  • 刷り込んだのは厚労省と製薬会社みたいな言い方だけど、あの時大声を上げていたのは、マスコミ(テロ朝とか)
  • 市中に出回っている薬でなく、医師が処方する薬で、流行り廃りで医師が処方するわけではなく、「タミフル以外ない」なんていっている医者はいない。(いたら実名を挙げて欲しい)
  • 厚労省は「否定的な見解」を表明したことはない。調査中との報告しか今までしていない。マスコミが勝手に「否定的」にしてきただけで、そのマスコミ情報を鵜呑みにして「否定的」というのは、あまりにも取材が足りないのではなかろうか?

その記事.2

要するに、異常行動はほとんど、発熱初日の昼間の服用後数時間のうちに起きている。そこで服用初日だけをとって比較すると、タミフル服用者は非服用者の4倍以上の比率でなるのだ。統計的に有意も有意どころか、これを見て因果関係なしという人がいたらアタマがオカシイとしかいいようがないくらい大きな両者の差が示されている。

厚労省研究班は、両者の発現頻度の差わずか0.6%とみて、統計的に有意でないとしたのだが、絶対値で2%程度の差があり、相対的では4倍だから400%の差があることになる。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070324_tamiflu/index3.html


統計学、勉強してから、物書け〜
人の資料見て、
自分が一番分かりやすい棒グラフで記事を書くな〜!
中学生じゃあないんだから。。。。。。。


数字の扱い方というのは
そんな簡単なもんじゃあねぇ!

ということを
だれかこの爺さんに教えてやってくださいm(__)m


その記事.3

異常行動は、インフルエンザ一般、あるいはその他の高熱を発する病気でも起こりうる熱譫妄(せんもう)現象だという立場を崩していないが、これは多くの若者が、タミフル服用後間もなく異常な飛び降り行動に走った理由の説明には全くなっていない。もしそうなら、タミフルを飲まないインフルエンザ患者、あるいは高熱を発するその他の病気の患者の中から異常な飛び降り行動に走る者が続々出るはずなのに、そういう事実は全くないからである

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070324_tamiflu/index6.html

ありましたね。(大笑)


インフルエンザ14歳男子、タミフル服用せず飛び降り

 主治医によると、この男子は15日、38度の熱があり、翌日いったん熱が下がったものの、17日未明に自宅2階から飛び降りたとみられ、玄関先で倒れているところを発見された。

 病院搬送時に熱があり、検査でB型インフルエンザに感染していたことがわかった。男子は「夢の中で何かに追われ、飛び降りた」と話しているという。

 タミフル服用後の「飛び降り」事例が相次ぎ、薬との因果関係が疑われているが、服用していない患者の飛び降り例はこれまであまり報告がないという。このケースは来月、厚労省研究班会議で報告される予定。
(2007年3月23日3時1分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070323i301.htm

(この記事のエントリー



まぁ、
この立花隆というオヤジは
そういう、分からんくせに書くオヤジみたいですから

立花隆の無知蒙昧を衝く―遺伝子問題から宇宙論まで

立花隆の無知蒙昧を衝く―遺伝子問題から宇宙論まで

(ぜひともアマゾンの書評をみてやってください。)
まぁ、スルーしましょうか。


でも、
こうやって大声で言う人がいるもんで
誰かさんが調子に乗るんだよなぁ〜。。。。。


そんでもって、
騒ぐだけ大騒ぎして、
しばらくたってから
「あれ、俺そんなこと言ったっけ?」で
全ての話をチャラにしようとしている。。。。。。


その大騒ぎで、
人がどれだけ振り回されるのか
ちゃんと分かっているの?!!


タミフル“脳症”を作り上げる過程が、今までの反ワクチン運動と同様な過程にわだかまりと強い疑念を持っている。
統計学を理解している人しかニュースキャスターや評論をしてはならぬという規則を作ってはどうだろうか?
みのもんたのような表層的知識しかもちあわさない上に、感情的発言&断定的発言を繰り返すことで、現実に直面している患者やその家族、そして医療従事者に多くの混乱を与えていることをいつまでも反省するそぶりもない。

インフルエンザ14歳男子、タミフル服用せず飛び降り : 内科開業医のお勉強日記

とはいえ、

厚労省ちゃんと対応してこなかった
というのは
否定できない。

タミフルと異常行動の関係、「否定的」を撤回 厚労省

 インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した患者に異常行動が相次いでいる問題で、厚生労働省は22日、服用との因果関係に否定的だった、これまでの見解を撤回した。死亡例以外にも多数、飛び降りたり転落したりする異常行動が明らかになったうえ、こうしたケースの内容を調べず、判断材料にもしていなかったことを重視した。今後、すべての転落事例などを調査して、新たに判断し直すという。


いわゆる普通のインフルエンザごときであれば
確かに
タミフルを使わなくても大丈夫といえば大丈夫なんだけど。
swissinfo - タミフルを製造するロシュの本国スイスではタミフルを使わない人が多い。

風邪は自分で治すスイス

 スイスではインフルエンザにかかった子どもに、薬を投与する家庭はほとんどない。「インフルエンザくらいでは病院に行きません」と語るのはチューリヒ在住で、スイス人男性と結婚し2歳の子どもがいる松倉聖子さん( 36歳 ) 。子どもがせきをしていても、医師は処方箋を出してくれない。子どもは3週間ほどせきをし続けたが、最終的には完治したという。「日本の親はすぐ抗生物質を与えるようですが、安易に薬を与えることは良くないと思います。もうスイス式に慣れました」と言う。

 スイス人のシャルロット・シーグヴァルトさん ( 47歳 ) は、10代の子どもを4人持つ母親。子どもがインフルエンザにかかっても何もしないのは松倉さんと同じ。「タミフルを安易に使ったら、鳥インフルエンザのときに耐性ができていて効かないかも知れませんね」と薬の副作用のほうが心配だという。

http://www.swissinfo.org/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=7648896&cKey=1174661628000


・「寄付受けた教授は除外、タミフル研究班員を入れ替えへ」のニュースを受けての
前回も出た友人のブログ

日本の医療が崩壊に向けてまた新たな一歩を踏み出しました。
それも、柳沢大臣の人気取りのために。

今回除外されるはずの横田教授、森島教授は日本のインフルエンザに関しては双璧ともいえるブレーンであります。
この二人が研究班から外れることにより、研究班の問題解決能力はかなり落ちてしまうでしょう。
この対応のため、科学的ではなく世間体を気にした結論が導き出されてしまうのではと不安に思います。

それよりも問題なのは、全くの濡れ衣のために研究班を外されるということです。
僕が所属している大学の小児科は、企業からの献金がそのまま講座に入ってきます。(少なくとも数年前までは)
もちろん、用途を限定されない寄付金として。
僕の大学はある分野においては日本有数の大学ですので、当然この分野に深く関係する製薬会社からの寄付金が多くなっています。
しかし、これらの寄付金を精一杯利用して、やっと何とかそれなりの研究が出来るといった状況です。
本当はもっと多くの資金と人材を使って研究を進めて行きたい所ですが、深刻な小児科医不足と昨今の大学を取り巻く資金不足のために思うように研究が進められないのが現状です。
ry)
大学で行っている研究は基礎的な研究になります。
いわば、金にならない研究です。
製薬会社の行っている研究は金になる研究で、その金になる研究のベースとなる研究を大学が受け持っているのです。
その様な金にならない研究を行うための資金を、一体どこが出してくれるのですか?
国も地方自治体もほとんど出してくれません。
特別な基金がありますが、そこからの寄付も十分ではありません。
そうなると、大学の研究を基礎にしてお金を稼いでいる企業からの寄付金を頼りにせざるを得ないのです。
ry)
寄付金が駄目、十分な研究が出来ないとなると、優秀な人たちは自然と研究が十分に出来る所へと移っていきます。
海外です。
金銭的な締め付けがきつくなった為に医者がごぞって海外に出て行ったイギリスの二の舞になるかもしれません。
イギリスではがんの手術が半年待ちなんてこともざらでしたし、イギリスの小児科医憲章というものでは、小児科医は午後5時以降は働く義務がないと謳われており、現在でも小児救急に対して小児科医が関与していない状態なのではと推測しています。
優秀な人材はドンドン出て行き、残った医者は人員的・金銭的不足を乗り切るだけで必死、結局医学的な進歩は海外でのみ享受され、日本は先端医療で遅れてしまう可能性も十分にあります。

そのような事を全く考えないで、柳沢大臣は発言したのではないかと考えます。
おそらく人気取りのために。
産む機械」発現で随分と貶められた自分のプライドを再びあげるのに必死なのでしょう。
大臣が発言した「当然」という言葉には、「何も考えてませんが」という意味が込められているように思えてなりません。

タミフルについてあれこれ その③ - やぶかんぞうの詩―虎の子日記パート2― - Yahoo!ブログ

いまや色んな分野で
ニッポンオワタ\(^o^)/
といわれているわけですが、
この
中途半端な民主主義(権利ばかり叫んで義務を遂行しない)国家は
このままマスゴミによって
本当に終わってしまう気がする。

(というか、
もう終わってる?)