umiusi45の日記

このブログはひなんじょです。 ひなんしているときは、ここにいます。

財界総理のスポークスマン


まさしく、トヨタだなあ、と思った
きょうのニュース。

トヨタ、現行「プリウス」189万円に 「インサイト」と同価格

 トヨタ自動車ハイブリッド車プリウス」の新型車を5月に発売するのに合わせ、併売する現行モデルを大幅値下げする。最も安いグレードでは現在の233万1000円から、ホンダの新型「インサイト」と同じ189万円まで下げる。ホンダに対抗し、4月から国内で予定される環境対応車購入への税優遇策導入をにらんで新たな需要を掘り起こす。

 現行プリウスは2003年発売で、08年の国内販売は7万3000台超と、モデル末期ながら07年比で25%増えた。自動車メーカーは一般的に、新型の発売とともに旧型の販売を打ち切るが、トヨタはホンダへの対抗上、ガソリン車に比べて売れ行きが堅調な現行プリウスを大幅値下げしたうえで販売を継続する。車内装備の簡略化などで価格を抑える考えだ。 (09:02)

じっさい、
この話は地元*1にいれば1月ぐらいには流れていた話で、
何を今さら、という感じなのよね。


だけど、
ホンダが190万円以下で投入!ハイブリッド車「インサイト」

 ホンダは本格的にハイブリッド車を普及させるため、シビック・ハイブリッド(230万〜280万円)やトヨタ自動車プリウス(230万〜330万円)を下回る200万円以下という価格設定を以前から目指していたが、190万円以下というのは業界関係者のあいだでも想定外、高性能な環境対応車としては自動車市場にそうとうなインパクトを与える。ホンダ社内では「(トヨタの)カローラの客を取り込めるのでは」との声もある。


事実、売れている。
ホンダの「インサイト」、計画の3倍超す1万8000台受注

 ホンダは10日、新型ハイブリッド車インサイト」の受注台数が2月6日の発売から今月9日までの約1カ月間で1万8000台に上ったと発表した。当初計画していた5000台の3倍を超える好調な滑り出し。タイプにもよるが、納車まで2カ月程度待つ状況という。

 ホンダによると、注文の半数はこれまでホンダ車に乗っていなかった新規の顧客から。200万円を切る手ごろな価格が受け、40―50代を中心に幅広い年代の需要を取り込んだ。

 インサイトは4月以降に欧州や米国でも販売を始める計画だ。国内外の販売状況を見ながら、ラインの拡大などを検討していくという。 (18:15)


世界的に不況なこのご時世、
ところがなぜか、プリウスだけは
世界的にガンガン売れていた。
トヨタはハイブリット車を、クラウンだとか、エスティマだとか
いろいろ豊富にそろえているけれど
なぜかプリウスしか売れていない。


その「プリウス似のハイブリット車」を出したホンダ。


それに対し、
トヨタ、200万円切る新型ハイブリッド車 2011年メド (3/13)

 トヨタ自動車は200万円を切る新型ハイブリッド車を開発し、2011年にも日本で発売する。他車種との部品共通化などでコストを抑え、現行「プリウス」(最低価格233万1000円)より2―3割安く、ホンダが2月に発売した「インサイト」(同189万円)を下回る価格を目指す。ハイブリッド車で先行するトヨタは世界需要低迷で業績は厳しいが、成長が見込める同分野への積極投資を続け、世界首位の座を堅持する考えだ。


この記事を見たとき
おやおや?
と思った。


観測気球?
ペーパーコンピューターならぬペーパー新車?
なんだこのプリウス安くなるから、インサイト買わないで!!」攻撃は!!


と、思ったものです。
だって、新型プリウスが出た後、現在のプリウスが安く出回ることを知っていたので。
地元の人間みんなが知っている話、ということは


当然「トヨタ番」の記者なら知っていて当然の話題を
あえて載せず、
トヨタが「これ書いていいよ、これちょっと待って」という話題しか載せないのって
それって、



マスコミって、
所詮、
「財界総理」の手の中で踊っているだけなんですね。
わかります。

*1:豊田市周辺