umiusi45の日記

このブログはひなんじょです。 ひなんしているときは、ここにいます。

ガス抜き


たとえば先日こんな事件があった。
「真のIRA」が犯行電話 北アイルランドの基地襲撃

 英国・北アイルランドの英軍基地前で7日夜に英兵2人が何者かに射殺された事件で、カトリック過激派アイルランド共和軍(IRA)の分派「真のIRA」のメンバーとみられる人物からサンデー・トリビューン紙に犯行を認める電話があった。同紙記者が8日、英メディアに語った。

 同記者によると、電話は男の声で、英軍が北アイルランドの「占領」を続けていると主張し、犯行を認めたという。

 「真のIRA」は、IRA主流派の対話路線に不満を抱くメンバーが1997年に結成。98年に北アイルランド西部のオマで29人が死亡した爆弾テロ事件に関与した。(共同)


英国のすぐ隣なのに長いこと奴隷扱いされていたアイルランド
今では対等な国家同士として付き合っているが
未だ北アイルランドは英国領として残っている。


そして本日も。
スリランカで自爆テロ、10人死亡 閣僚ら20人負傷

 【ニューデリー=高野弦】スリランカ南部アクレサのモスクで10日、自爆テロがあり、国防省によると、少なくとも10人が死亡、閣僚1人を含む20人以上が負傷した。治安当局は少数派タミル人の武装組織タミル・イーラム解放の虎(LTTE)によるテロ攻撃とみて、調べている。爆発はイスラム教の祝日の式典中に起きた。負傷した閣僚はビジェセカラ郵政通信相で、地元の病院で集中治療を受けているという。


あんな狭い国土のスリランカでさえ、
民族が分裂して、
叩き合っている。


むかしどこかの大統領が
民族自決の原則、なんて言ったもんだから
アフリカなんてグチャグチャになりっぱなしじゃない。



その米国だって、
黒人が大統領になったことを
未だに認めないWASPの連中もいるという話しだし、


アフリカ移民が多いフランスやイギリスなんか
もの凄い排斥運動は日常茶飯事だと聞くし
ドイツのトルコ系住民に対する排斥も
事実結構酷かったりする。


中国での日本やフランスに対する排斥運動は、
ちょっと政治主導の匂いがするので
同一線上では語れない気もするけど。




で、何の話をしたいかというと、
痛いニュース(ノ∀`):カルデロンのり子さん「お父さん返して!」と父親強制収容に悲痛な叫び


確かに、「痛い」はここ最近、一方的な意見を載せることが多いのだけれども、*1
↑ここに載っているresが
あまりにも一方的な中傷しか載っていないのが
気になった。*2



両親に対する非難はまだ許せるとして
こどもに対する非難はどうなのだろう?
第一、公人ではないので
小沢や麻生に非難するのとはわけが違う、
と思うのだけれども。*3



さてはて、
それだけもの凄い排斥コメント山盛りな、便所の落書き+ユヨサヨ蠢くブクマなのだけれども、
それだけ騒いでも
外国人に対する排斥運動が起こらないのは
どういうわけなのだろう?

と、ちょっと考えてみた。


だって、ネット上だけ見ると、あれだけ
「韓国人・朝鮮人、大っ嫌い!!」って盛り上がっているのに、
その排斥運動なんて一回も見た事が無い。
(ウヨクの街宣車も、日教組は叩いても、韓国人は叩かないもんな)



今は結構お国に帰られているかもしれないけど
一時期、ブラジル人・ペルー人が大挙して日本に来た時に、
結構多くの人がブラジル人・ペルー人に文句を言っていたくせに、
排斥運動が起きた形跡など、見た事が無い。



日本人がチキンなだけなのか?
それとも
ガス抜きされているから、やらなくてもいい、のか?



企業が苦情相談窓口を設けてクレームを受け付けるのは
新製品に反映させる、というよりも
顧客が持つ反感をガス抜きさせるため、というのを
どこかで読んだ*4


ならば、
血気盛んな若者の持つクレームを処理できる機関があれば
一番良い!よね。


それって、ひょっとして
web上に浮かぶあの巨大掲示板群がそれ、ってこと?


ということは、
あの「たらこ唇」さんが
色々な裁判で負け続けているのに飄々としているのは
国の全面的なバックアップが事実あるからなのでは?



なんて妄想を働かせてみた。
あの「痛い」の一方的な記事で吐き気を催しながら。

*1:小沢ざまぁ!記事だとか、中国関連だとか

*2:その分、ブクマ米はまだ両論載っていたので、安心できたけど

*3:と思ったけど、「のりこ基金」なんてくだらない話題が入ったので、その後少し考え方を変えた。

*4:どこだったのかが今市思い出せない。。。。。