umiusi45の日記

このブログはひなんじょです。 ひなんしているときは、ここにいます。

結論

この
"知的障害者"は合法的に犯罪が許されるのだろうか
の投稿者への
ちゃんとしたResをするとしたら、

あなたの負った痛みは
間違いなく深いものです。
当時の大人たちが
「その場さえしのげれば、あとは時間が解決する」といった
極めてあいまいな、間違った結論しか出せず、
物事の本質を見ようとしなかったのが
一番の問題でした。
その意味で
貴殿は「二重の被害者」だったと思います。


障害者へ
手を差し伸べてあげて、だとか
やさしくしてあげて、だとか
そんな事を言うつもりもありませんし、
そんな事を言う権限もわたくしめにはありません。

だからといって
障害者を隔離しろ!
ということも言いません。


ただ分かって欲しいのは、
あなたの痛みはとても深いものである
と同時に、
「あの男」は
あなた自身でもある
ということです。


嫌われ、傷つけられ、
他人(異性)との「正当な」接触方法も分からず
ただ
やたらめったら他人を傷つけまくっていたその姿勢というのは
障害者だから、ではなく
どの人間にもあることだと思います。


だからといって、
「あの男」は
無罪にはなりません。
法律上の話ではありません。
感情論の話です。


「あの男」に対し、
同情する必要は無いでしょう。


誰が悪いのかと犯人探しをすれば
適当にお茶を濁して終わらそうとした貴殿の親も悪いですし
同じくスイミングの先生も悪い。
中でも一番悪いのは
自分の子供と取っ組み合ってでも
社会のルールや他人の感情というものを理解させようとしなかった
「あの男」の親だったと思います。


その意味では
「あの男」も被害者の一人だったのかもしれません。


だからといって、
無罪にはなりません。
法律論の話ではありません。
感情論の話です。


貴殿の言われた
知的障害者は確かに生まれながらに不本意なハンデを背負っている。
しかしそのハンデが言い訳になるような社会のままでは差別もなくならない。」
という正論が通るような世の中に
なって欲しいし、
第2の貴殿のような存在を生み出さないためにも
社会的に考えなければいけないことだとも思います。



小さなときに受けた恐怖が
癒されるように
お祈りいたします。